YouTubeで割卵機の動画を見ていて、動きがおもしろいと思ったので、それをモチーフにしたGBCモジュールを作ってみました。
Flickrには編集していない動画を置いておきました。Egg Process Machine
全体写真です。
ボールをキャッチする部分には、ミニフィグの帽子(探検家のヘルメット: BrickLink:Pith Helmet)を使いました。
大きさが2x2よりも大きいので少し使いにくいといえば使いにくいのですが、つばの形がうまくボールをすくい上げるように機能するのは利点です。
また、GBCでボールを受けるのによく使われているライトリフレクター(BrickLink:Light Reflector)は、なかなか入手が難しいので、その点でもおすすめです。
帽子2個を開閉させるロッドを入り口と出口に配置したシャフトで動作させています。
難しかったのは、ボールをキャッチさせるときにはボールの周りに障害物がないよう、平らな面に置いておかないといけない点です。
送り機構と位置決めの壁を同時に上下させることで解決しました。
PFのMモータ1個で動作し、ギヤトレーンは以下のようになっています。
モータを最速で動かすと約7秒でボール10個を送れるので、1.4bps(ball per socond)です。モータスピードを変えても安定してボールを送れます。
ボール受け入れから1個ずつボールを送る機構は、やったらんさんのGBC Module 1を参考にしました。
この原理のモジュールはSpinning Diskと呼ばれているらしいです。
追記:やったらんさんはさらにテクニックマイスター五十川さんのこちらの動画を参考にしたとのことです。
最後に、アイディアの元になった割卵機の動画はこちらです。
サザエさんの影響で卵割り機と呼んでましたが、産業用では割卵機(かつらんき)の方が一般的らしいです。